新元号発表の日に

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花灯 明里(かとうあかり)です。ブログにお越しいただいてありがとうございます♪

令和、という不思議な響きの元号発表をベッドに横になって観ていました。

就活から気が緩んだのか、先週末に体調を崩して風邪のような症状を起こしていました。就職先での仕事始めが1日からでなくて本当によかったです。でも本当はこの日は映画の日で一子師匠とおそ松さんの映画観に行くはずだったから残念無念。゚(T^T)゚。

ストレスをかけながら事に対応し、それが済んだ後に緩めるという作業は、私のように必要以上に心身を固めてしまうタイプにとっては難しいようで

風邪のような症状で強制的に心身を緩めてくれる、そんな場合が時々あります。

こういう場合はフラワーエッセンスもホメオパシーも効きません。何度も試してるんですけど全然効かない。

要は症状に身をまかせてなすがままにするのがいちばん、ということなのでしょう。

ただ、今回新たに試してみたのが“一日絶食”。

以前、こういう症状が出たときには雑穀ご飯や野菜のお味噌汁など菜食的な食事を摂るようにしていたのですが

夕食絶食をしていたことを受けて、あえて何も摂らないでみようと。

食べようと思えば食べられそうだけど、何も食べなくてもいいや~という気分だったという前提はあります。水分もあまり摂りたくない状態でしたし。ただ横になってじっとしていたような。

37℃台前半の微熱はあるし、鼻水も咳もひどくなって散々な状態ではあるので深く眠れはしないのですが

水は咳こむときに喉を潤して抑えるために飲むくらいでしたが、お小水(尿)はどんどん出るのです。

お小水が出ているときは胃の調子が整ってきている証です。今は体調悪いけど大丈夫かもと思えていました。

いつの間にか眠れていたようで、ふと起きたときビックリしました。症状が治まっていたから。

今までのケースだと微熱が続いたり咳が治まらなかったりとねじ伏せられている感じが強かったのですが

今回はからだが断然良くなっている!

あ、やっぱり食事で胃を動かす作業を抑えることで自然治癒力を上げるほうに注力できるのかもなぁと実感しました。

たぶん体調を崩す予兆は前からあって、何もないのに運動したくなくてサボってしまったりしてたのです。

気が抜けたからかなぁと思ってはいたのですが、運動始めてからサボりたいとは思うことがなかったのでヘンだなと。

でも、この日は目が覚めたらすぐに「運動したいな」と思えたのでね。回復したんだなと確信できたのです。

ですが! この後に悲劇は起こりました。これをね、お伝えしておかねばと思って。

私は夕食断食を何度かしているので断食の空腹感に多少慣れていたのもあり、また病み上がりでずっとベッドに横になっていたからふらつくのはしょうがないと思いこんじゃった節もあり。

いつものように食事の前にWii Fitで運動を、今回は激しくないヨガを選んでおこなっていたのですが

終わり際になって「ん?」と思いつつ、朝ごはん(野菜とお豆腐のお味噌汁に一口大のご飯)を摂っていたら

気が遠くなっていく感覚に襲われたのです。

『あっ、これは低血糖の症状だ!』と気づいたけれど、もうそのまま横になるしかなくて。座ってもいられないのです。

以前のブログでは何度か載せているのですが、私は会社勤めのストレスで甘いものを食べてはコーヒーで流しこむという狂気の沙汰のような状態になっていたことがあり、そこから低血糖を起こすようになりました。

低血糖の症状はいろいろあると思いますが、動悸や息切れ、目の前が真っ白になったり気分が悪くなったり冷や汗が出たりして、通勤途中に何度も降りたりしたことや仕事中に滝のような汗が流れたりしたこともありました。

今はそのような症状に襲われることはほとんどなくなり、年に一度もなかったと思います。ストレス過多やひどい疲労時に起こすくらいで、たいてい外出中に起こすので、そのときは自動販売機で100%果汁のジュースを飲むと治まります。

がっ、今回は家の中。しかも夕食断食をしてから甘いものを欲しがらなくなったので、今までなら必ずおいてあった和菓子や飴ちゃんの類もまったくない! まさかの大ピンチです。

横になっていても回復する気配はまるでなく、このまま死んじゃうんじゃないだろうかとさえ思います。低血糖はホント死に直結しかねない苦しさと恐怖を引き起こすのです。

とにかく吸収の良い糖分を摂らねば…食事中に発症しているのですから必要な糖分が足りてないのは明らか。這うようにして台所にたどりつき、棚をのぞきこみます。

すると、ずいぶん前に買った果実ごろごろジュースが奥に見えました。私、ハンバーグは最後に食べるタイプなので、好きなものを買うと楽しみに取っておくのですが、目に見えないところに仕舞うと忘れてしまうのですね(^_^;)

この果実ごろごろジュースはハンパなく果実が入っていて好きだったのに販売終了となってしまい残念に思っていたら、最近になって再発売になったみたいで喜んで買っていたものでした。それがまさか救いの神になるとは!

ヨロヨロとふたを開けて一口二口と飲み、しばらくすると立てるようになりました。糖分、まぢハンパねェ( ̄□ ̄;)

それでも症状は治まらず、ふらふらとベッドに戻り横になると、そのまま眠ってしまったようです。そして再び目を覚ましたときには低血糖の症状は完全に治まっていました。

ホッとはしたもののヘナヘナになってしまう始末。風邪のことはすっかり忘れてしまうほど、低血糖は本当に怖かったです。

なので、個人的な見解ですが
・一日断食は風邪にはとってもよく効いた
・でも持病のある方が長期間断食をおこなう際には専門機関でおこなうほうが安全
と言えます。

年に一度も起きない低血糖症状を抱えた身でさえ、こんなことになるのです。

通院や入院をされているような方がおこなうのは危険だと思います。本格的な断食をおこなうときにはお医者さまのいる施設でおこなったほうがいいです。何か起きたときにすぐに処置してもらえないのは生命の危機になりかねません。

今回は一日断食状態になった病み上がりの状態で運動をしてしまったという私の根本的なミスで事を引き起こしましたが、もし、私の記事で断食に興味を持たれた方がいたなら注意していただきたく、あえてお恥ずかしい話をさせていただきました。

今は鼻風邪は残っていますが体調はほぼ回復して、食事も普通に摂っています。寒の戻りで外は寒いので、皆さんも体調にはくれぐれもお気をつけください。