久しぶりに遠出して~その2

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花灯 明里(かとうあかり)です。ブログにお越しいただいてありがとうございます♪

今回の遠出では『できるだけ受け身になる』とこころに決めていました。

私は、不安恐怖症なので、どこかに出かけるとなるとできるだけ計画していていくタイプです。その計画どおりにいかないと不安になったり、ストレスを感じたりもします。
だけど今、朝起きたとき、私に送りこまれた環境と状況をまず受け入れて過ごしていくという意識に変えているので、今回の遠出についても、その意識でいこうと思ったのです。

そもそも先生からお誘いいただいたのが出発の10日前くらいだったかな? 冬とはいえ3連休、そんな直前で行けるのかな?と思ったのは事実です。

でも、こんなお誘いを頂いたという出来事を目の前にして、意図はどういうことかわからなくとも、とにかく私にとって必要だから起こったわけだし、行く必要があれば何であっても行けるだろうし、行くことに必要性がないなら行けないだろうしと。先を考えすぎず、まずは目の前のすべきひとつひとつに対しておこなっていこうと思ったのです。

行き帰りの新幹線の乗車状況を調べて、まだ余裕があるなと確認したり、宿泊先は自力で確保しなきゃだったので調べたら、ほどほどの金額のホテルにギリギリ空きがあったので予約したり。

出発当日が近くになるつれて、雪の予報が出てきて、しかも積雪かもって。関東南部も今年に入って何度か雪が降っているみたいですが、私はまだ実際に雪を見ていなかったんです。それが外出する日にかぎって積雪かよ!って(^_^;)

だから新幹線のチケット、いつ取るかすごく悩んだんですけど、そしたら先生がアドバイスをくださって。これも私へのメッセージだとあれこれ考えすぎずに、素直に従ったんです。

以前なら『できるだけ金額がお得なキップを使いたいけど、電車動かなかったらキャンセル難しいし…』など、もっともっと悩んだと思います。だけど、そこは今回チャレンジ事項だと思って、あえてコスパよりもどんな状況にも対応できることを優先させてみようって。

ホント、人生でこんなに無計画な遠出をしたことがありません。で、結果的にはそれがベストでした。たとえば。

朝から降雪、そして積雪予報になったからか、早い時間の新幹線の指定席が前日に満席になっちゃったんです。東京駅まで行けるかどうかもわからないから、とりあえず新幹線のチケットは当日買うことにしました。で、当日。雪も雨も降っていなくて無事出発はでき、JRの駅に乗り換えるときに指定席券売機で買おうとしたら、なんと残りわずかだけど指定席があるマークが!

ラッキー\(^o^)/と思ってたら、いざ購入の際に、どこかでどなたかがタイミング先にゲットなさったのでしょう。また売り切れマークになっちゃった(-_-;)

これはもう腹くくって自由席を取るしかない。しかし、最高気温2℃の駅のホームで待てるのか、すごく不安でした。先生は、どの新幹線で来てもいい、遅くても指定席取れるならそれでもいいとおっしゃってくださいましたが、どのみちたいてい満席です。

希望はありました。私、実はライトな鉄子(鉄道ヲタ)なんです。ジャンルでいうと、乗り鉄とか撮り鉄とかではなく、今あるんだろうか…時刻表鉄子なのです(笑)

父が鉄道好きで、でもうちは裕福ではなかったから鉄道の旅なんてできませんでした。だからか時刻表で旅を計画するのが好きだったみたいです。その背中に影響を受け、私も知らぬ間に時刻表大好きっ子になっていました。

時刻表ってただ列車の時刻が載っているだけではないんですよ。列車や運賃などさまざまな情報が網羅されています。仲間とどこかに行くならば新機種の列車のほうが快適かなと思うと、時刻表で調べてそれを選んだりとかしてました。

なので、今回も乗りたい新幹線は何系なのかを調べ、自由席が多く設定されているかどうかチェックしました。希望の列車はどれも17両編成(だいたい10両編成が多い)だったので、通常の1~3号車のほかに14~17号車も自由席になるはずです。これなら自由席が取れる可能性高いなと、これだけはあたりをつけておいたんですね。自由席は先着順ですから、無駄に並んで風邪引いてはいけないので。

関東南部の冬は晴天のときほど北風が強くなると感じます。この日は雪予報なだけにどんよりで、思いのほか風がなかったので、30分前に並び始めてもさほど苦になりませんでした。風が苦手な私には本当に幸いでした。

で、新幹線がホームに入り、やがてドアが開いて無事席が取れてみると。「指定席はすべて満席となっております」のアナウンスをよそに、自由席はあちこち空席が目立ちます。でも、ま、東北新幹線は東京や上野よりも大宮からのほうが乗客多いというのも知っているので、きっとお隣も埋まるだろうと覚悟していました。

が、上野・大宮と乗客を迎えても、私のお隣は空いていました。一区間だけお隣さんがいましたが、それ以外はずっと二人掛けシートをひとりじめ状態でした。

指定席取っておいたほうが安心だと思っていたけど、席を確保してしまえば違いはない。券売機で指定席取れずにアンラッキーだと思っていたけど、満席の指定席にくらべてこちらはゆとりもある。

「自由席のほうが自由だぁぁぁ\(^o^)/」

今回はただの観光旅行とは目的が違うというのはありましたが、情報を集めてあれがこれがと先入させることをあえてクローズして、“起こることは最良最善を信じる”をモットーにしてみると、私の予想外のことばかりが起きますが、それがとっても面白くて興味深くて。

いわゆる思いどおりにいく・いかないが良し悪しの基準ではなくなるからでしょうね。良いと感じる閾値(境目となる値)は低く、悪いなと感じる閾値は高くなる。だから心躍る確率が必然的に高くなる♪

本来、人生も同じかもしれません。そもそもどうなっても私にとってのベストだ!って心持ちでいると、こころの視野が広くなって、飛んできたボールをキャッチできる(起こった出来事を受けとめる)確率も高くなるし、そのぶんだけ経験値も高くなって、どんなボールでもキャッチできるようにどんどんなりますよね。

何かしたいと思えないこと、人生の目的や目標を見出せないこと、それはマイナス要素のように思われがちですが、目の前に起こったことを何でも楽しめる可能性が大きいという意味で、とっても自由だなと思えるようになりました。