経験は経験!
花灯 明里(かとうあかり)です。ブログにお越しいただいてありがとうございます♪
うちの近所には手土産になりそうなお菓子などを売っているお店がありません。そしてテレビ等では、東京駅や羽田空港などで人気のお土産品の特集をよくしていますよね。
だから、今回の遠出の際もそれらを参考にして買っていきました。
先生のご厚意で、ご相伴に預かり一緒に食べてみましたが、うーん、本当にこれで人気なのかと思うほどフツーです。普通過ぎて、お渡ししたのがちょっと恥ずかしくなったほど。
只今、失敗貯金と称して、失敗したことを嘆くより貯めちゃって楽しんじゃえ!ではあるのですが、食べ物の失敗は本当によくあります。テレビや冊子などで美味しいそうと心動いたものにチャレンジしますが、当たった試しがビックリするほどないんですよねぇ(-。-;)
食事中、そんなことを先生にお話ししつつ、ふと過去を振り返ってみました。
社会人になってから直近で会社勤めをしていたときまで、スタッフ部門で働くことがほとんどでした。上司の方々の中には役職付きの方もいたので、忘年会や新年会など宴会で安いお店が選ばれることはなく、また上司が私たち部下を食事に誘ってくださるときも、今思えばテレビや雑誌で紹介されるような有名店だったり、知る人ぞ知るお店だったり。先輩、後輩、同期たちの情報網で美味しいランチの店はどんどん伝わってきて、お昼のチャイムがなったらダッシュして出かけたりね(笑)。
来客も多かったので、全国各地の美味しいお菓子も頂いたし、同じスタッフ部門から食べきれないとまわってくるお土産も多かったです。男性ばかりの部門で働いてたときは、お菓子に興味がない方が多くて、私が頂くのですが食べきれず山積みになっていたこともありました。
今のお仕事を始めてからも、ありがたくもいろいろとお心遣いを頂戴することも多く、皆さん美味しいものをよくご存じで、私の知らない素敵なお菓子やパン等と出合わせて頂くことがたくさんできました。お仕事だけでなく、美食といえば一子師匠っていうくらい、たくさんの美味しいお店やものを教えていただいて、今でもそれらのお店にご一緒してお食事する機会もあるのでね。
…と、思い出せば思い出すほど顔が真っ青になるくらい、食べ物に関してめちゃくちゃ恵まれていた気にしかなれませんΣ(・ω・ノ)ノ!
あまり内臓が強くない私は体調の関係もあって、ハレとケをはっきりさせるというか、日常の食事は本当に質素です。なので、毎日自ら美食を求めるという気持ちが少なくて、美味しいものを知っているまわりの皆さんのおかげで口にできているのだと思います。
ゆえに、自分では美味しいものを食べているという意識が少なく、日常的に美味しいものを求めない私はむしろ味オンチだと思っていました。だから、自分の舌よりもマスコミ等の情報に頼ったほうが間違いないと思っているのです。
が。思い出すあれこれを考えると…『それ、本当か?』と自分にツッコまずにはいられなくなってきて。
“自分で積極的に求めた経験でないから、数にカウントされないのか? いや、そんなことはないよね?
どんなかたちであっても、経験は経験。私は実は積み重ねているんじゃない?
積み重ねた経験があるから、ほかの人が当たりと思っても私は普通と思ってしまう。
積み重ねた経験があるから、当たりと感じるものが少なくなって失敗と感じてしまう。
失敗貯金がどんどん貯まる裏には、それまでの積み重ね=成功貯金の存在があるのでは! ”
と、考えさせられたのです。
経験がたくさん積み重なっていることを自慢する必要はまったくないけれど、能動的でない経験は経験じゃないと自分を卑下する必要もまったくないんじゃないかと思い直しました。
何であっても、どんなかたちでも、経験は経験!
そんなことを先生に話したら、笑って同意してくださって。今回、私も美味しいと感じるお店の数々にたくさん連れていってくださった先生に「(お渡ししたお土産は)正直、普通だと思うよ~」とあっさりおっしゃっていただくと、申しわけないと同時にホッとしたというか。
舌の肥えた方にそう言ってもらえたら、ちったあ私の舌も悪くはないのかなと思えたのでね。
そんなわけで。どんなかたちでも経験したらちゃんとカウントして、それが成功でも失敗でも積み重ねた数に加えましょう。
成功した分だけ失敗に感じることも増えます。もちろんその逆もあるよね。だから、私のように過度な自己卑下はしてないでくださいね。
自信を持ちにくい方、経験を振り返ってみて、ゆっくりプラスしてあげてください。
きっと今回の私のように、タイミングが来たらそういう機会もやってくると思いますよ('-^*)
そして、私に経験を積ませてくださったのは、誰でもない今までの人生で出会ってきた数多くの皆様です。
こんな人生に非積極的なヤツに、容赦なく喜怒哀楽満載(笑)の経験をさせてくださいました。過ぎ去ってみると、どんなこともありがたい経験でしかありません。
あらためて、お礼を言わせてください。すべての皆様にありがとう! これからも宜しくお願いします:*:・( ̄∀ ̄)・:*: ←できれば、お手柔らかに~(^▽^;)