中の人って?

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花灯 明里(かとうあかり)です。ブログにお越しいただいてありがとうございます♪

セラピーをおこなっていると、お客様の中の人とつながってメッセージをもらうことがあります。

こころの深いところ[ハイアーセルフや魂、潜在意識など]を私は中の人と表現していますが、どこまでの範囲を捉えていいのかは私にも正直わかりません。

ただ、セラピーのときに私ではない何かとつながって脳裏を感触がかすめていき、それが自動的に言語化されて、つなぎとしての私を通して発する。その“何か”を中の人と私は言っております。

今までの経験からすると、お客様の中の人が私という“つなぎ”を使って着ぐるみ(表層意識)のお客様に何か伝えたいというときに、私の中の人と掛け合って契約を結ぶことでご縁ができるようです。

当然、私の、着ぐるみの私の都合はまったく考えられていないです。このからだは受送信機であり、お客様の元へと足を運ぶアッシーでもある、そんななかなかブラックな仕事でもあります(苦笑)。

セラピーのかたちはひと通りありますが、お客様の中の人にも個性があって、意図することも違うので、実際にどのようになるかはその場の出たとこ勝負になります。

つながり方も意外と様々で、スイッチが入るようなときもあれば、会話の中で自然とつながるときもあり、まったくつながらずに超静観しているパターンもあれば、うちの子(お客様)自慢の感触をゴリ押しされる場合もあります。セラピーのときは私の中の人がほとんどコントロールしているので、困るような展開はほとんどなく、だから安心してできるともいえるのです。

時に自分の口から出ている言葉に『へぇ、なるほどそういうことなんだ!』と気づきを得るときもあるのですが(お客様の中の人が私を通じてメッセージを伝えているので、私にはない言葉が口から出ることもよくあります。そういうときの私自身の意識は自分軸から少し外れたところにあって、反応はしているのです)、セラピーでの会話等の記憶は、終わってしまうとほぼ消えてしまうので、それらもすぐ忘れちゃうのよね…残念。

でも、それらはあくまでお客様に必要なメッセージですからね(^_-)。私がおこぼれをいただくのはマナー違反でもありますから、それはそれでいいと思っています。

個性はあっても、中の人が着ぐるみを思う気持ちはみんな一緒です。それを“愛”と呼んでいいのだと。

それらも感触として伝わってきますが、流れているエネルギーはすべて一緒です。

着ぐるみであるお客様に伝える方法は中の人の個性によって、優しかったり厳しかったり激しかったり静かだったりいろいろだけれど、その裏側に大きく包み込むように感じられるのは、同じ感触のエネルギー。

その麗しい感触をお客様に伝えられたらどんなにいいだろうかと、セラピーのたびに思います。これを感じられることが、つなぎとしての私へのギフトだと思い、その恩をセラピーで返すべく精進するのが役割だとも思います。

かたちは違っても、誰よりも愛してくれる存在は己とともにあって、それとあなたで“わたし”というものを成しているのです。