“世界”はそれを期待してない その2
花灯 明里(かとうあかり)です。ブログにお越しいただいてありがとうございます♪
本業が(出張)相談員だとすると、お勤めする会社や職場はご用命があるから呼ばれて伺っていて、そこでの私のお仕事は、お勤めしている方々のあれこれを聞き、できるアドバイスをすること。
なのに私は、ずっとずっと勘違いをしていたことになります。
ちょっとポイントはずれるかもしれませんが、スポーツ選手が競技を続けるためにサポートしてもらうことを条件に挙げ、企業に掛けあって就職したのに、競技の練習そっちのけで、企業での仕事優先にしてしまうような。そこでの成果を第一に日々を過ごすようになってしまうような。
それって本末転倒ですよね。
私は別にそこを条件に就業させてもらっているわけではありませんから、企業側からしてそこでの仕事優先にしろよと言われてもしょうがありません。
でももっと違う大きな視点から見ると、私が存在するこの“世界”を創造する私の中の人(こころの深いところ[ハイアーセルフや魂、潜在意識など]を私は中の人と表現しています)からすると『コイツは全然違うことしている』になっていたんだろうなって。
社会人になって四半世紀を超えて、そこにやっと今気づかされるコッチの身にもなってほしいですが←グチ
そう、“世界”は私に(出張)相談員としての役割を期待しているのに、私はいつまで経っても、企業で職場で与えられた職務をどれだけ全うできるかという出来不出来ばかりを気にしてしまっていたわけです。
だから人生に日々に、そこはかとない違和感と魂レベルでの苦しみを感じていたという、ね。
『はぁ~(_ _。)』←深いため息
そして特に、今の仕事で余力がまったくなかったのは、本業ではなく、しかも“人並み”にさえできないと自分でわかっているような内容の作業を「せめて人並みにはできなければいけない」という罪悪感や劣等感を拭うために、まさしく必死でやっていたから。
本来ならどこであっても、その職場に居られるだけの方便として最低限の作業をおこないながら
『どなたか困っている方はいらっしゃいますか?』
『お疲れではないですか?』
『私でお役に立てることはありますか?』
という、本業をメインとしたスタンスで存在すべきなのです。
それらを声高にアナウンスしなくても、そういう心持ちを私が常に持っていたら、ご縁がある方は自然とキャッチしてくれる。今までもそうだったし、今もそうだから話しかけられる。
そう気づいたら、まさに“目が覚める”ような感覚になりました。
そしたらそれが関係するのかわからないけれど、仕事でことごとくミス連発してね。この職場に就業してから初めてってくらい。
もちろんそれは良くないことなのだけど、なんだか要らん気が抜けたのかなと。
この企業での職務に対してすべて完璧でないと、ここには居られないという思い込みが。
(出張)相談員として必要だから来ているのであって、ここで必要がなくなれば世界が私を動かして“次の行き先”へと向かわせる。
環境が状況がそうなることもあったし、体調が崩れたってこともあったし、私の意思で辞めたと思ったこともあった。
でもそれらの成りゆきはすべて自然な流れだったのだと。
だから、今まで取り違えていたすべてを、これからは念頭において、無駄な力は抜いて、生きていく。
もしもあなたが職場で、どこか不安や恐怖や違和感を抱えているならば
・そこですべき何かがあるから、そこに居る
・そこで気づくべき何かがあるから、そこに居る
・それらの目的がわからなくても、タイミングがあるので大丈夫
そう思って、少しでも気持ちを穏やかにしてお仕事していただけたらと思います。