限りある時間、だから楽しい その1

◎お引っ越しして、このブログを始めました。以前のブログは⇒こちら

 

花灯 明里(かとうあかり)です。ブログにお越しいただいてありがとうございます♪

会社の仕事は未だ覚えることは尽きなく、作業は途切れることがなく、運動は続けたいしとなると、平日に私の時間と言えるのは何と30分!と気づいて『私の人生って何なんだ…』とへなへな~となるけれど

でもこんな日々は、それはそれで興味深かったりするのです。

あ、別に大変なことを前向きに捉えるとか、ネガティブをポジティブに転換とか、そんなコトはする気ないッス(笑)

ブログのネタになるなぁとは思うけど…実際に気づきの環境としては最適かもしれないです。

神経を使う仕事をおこなう、その反面で無の境地に落ちていく感覚があるときもあって、そこで気づきやアイデアと出合う。

ものすごくしんどい反面、次というのか他というのか、そんなステージへの構想が浮かび上がって楽しかったりもする。

まずはたぶん、会社勤めに対するスタンスが変わったことがあるかもしれません。

今までなら「ここに長く居られるにはどうすればいいか」がメインだったから。または「“こんな私”を採用してくれたからには感謝の意を表しなければ」みたいな自己肯定感の低さを爆発させていたか。

もちろん今までのクセがまだ抜けきってはいないけれど、でものっけから自由に…それは好き勝手という意味ではなく理由あってゆえだけど、自らの生活を第一に生きている皆さんがそれぞれのペースで働いているという姿を目の当たりにして

『これでいいのだ』という肩の力が抜けた生き方を許された感じがしたことに影響されていると思います。

同期たちは年齢も様々だけど、若い子からは仕事に対する楽観的な考え方を教えられ、同じくらいの年齢の仲間たちからは同じ価値観を持つことを改めて気づかされます。まだ1ヶ月ほどのお付き合いながらも、ざっくばらんにいろんな悩みだったり地域の情報だったりを話すことができるし、会社勤めについても皆いろんな経験があるから情報交換できて。

だから、ここに何が何でもしがみつくというスタンスが消えました。何かあったら次、という姿勢でいいんだと。

そうすると、せっかくここで仕事をすることになったのだからには何か得るものがあれば得たいという気持ちでするようになっています。なんかネコババ心みたいですけど、そんな卑しさはないですよ(^o^;)

そもそもどんなに頑張っても派遣社員はひとつの職場に3年が基本的な期限です。それに契約だって昔のように1年単位というのはほとんど無いみたいですね。私のところも数ヶ月ごとです。だからこそ、そこは良い意味でいつでもどこでもスムーズに次に行けるチャンスをいただいているんだなと思って、まずは私のためであり、そして会社のために誠実にお仕事する。ずっと正社員の頃の気持ちが抜けなかった私も、やっと割り切りができるようになってきたみたいです(遅ッ)

そして、問題が起こらないようにと神経を張りつめると、張りつめすぎて問題が起こる要素に逆に気づいてしまってズドンと引っかかるとも知ったのね。これ、仕事をしていると特にそうなんですけど。

ミスしないようにしないように…と気を遣いすぎると、どうでもいいところで要らぬトラップに引っかかってミスするって。

だから、まあどうでもいいやとドンと構えながら気楽に作業を進めるほうが、何てことなくスムーズに事を終えられる。

最初から落とし穴があるだろうと戦々恐々としていると、ただの石につまづいただけで「ギャァァァーッ!」ってなる。

フツーに道を歩いていれば、落とし穴にハマっても「あらら、落ちちゃった」って笑えるかもしれないのに。

時に極度の心配性で不安性である私には、ものすごい気づきなんですよね、こういうのって。

コレ、人生にも当てはまるよね。怖い怖いと思っていると怖い人生になるって、きっとこういうこと。

社会人になってから特に、仮想敵を作りまくって味方なんてほとんどいない!と思いこんでしまうようになっていた私なんてドンピシャでハマっていたような。

だから今お勤めを始めて、同期たちにも、仕事を教えてくださるスタッフさんたちにも恵まれているというのが正直信じられなかったです。どこかで“裏切られて”しまうのではないかとヒヤヒヤしていた。

今もまだ、ヒヤヒヤしているのかもしれないけれど、うん。

それでも『そうなったらそうなったで、ここに居続けなければいいじゃん?』って楽観できるようになったので、できるかぎり素の私でいようと、そしてエエかっこしぃは止めました。

スタッフさんたちはささいな疑問にもいつも応えてくださるので、作業での疑問はひとりで抱えるのはやめて、すぐに尋ねるようにしています。当たり前でしょ?と思われるかもしれませんが、私、社会人になって最初の職場で先輩から「一度教えたら二度と教えないから」と最初に宣言されてしまって以来、尋ねるのが怖いというか尋ねてはいけないと思いこんでしまったのです。その先輩も意地悪ではなく、仕事というものの厳しさを伝えたかったのだと思うのですが、四半世紀経った今でもトラウマですよ。

※ちなみに私と同じ年代の人はこういう想いをしている方が少なくないみたい。同期にも同じような想いをしている人がいて、最初はスタッフさんに尋ねられないという経験をしていたようでした。

ランチタイムで同期たちと話すときも、以前は話す内容をあれこれ考えすぎたりして苦痛だったこともあるのですが、今はできるかぎり素直な気持ちで会話に入るようにしています。時々ボケたこと言っちゃったりするけれど(笑)

長期のスパンで考えるとあれこれ制約がでてくるけれど、それこそ一期一会の積み重ねみたいな日々だと考えれば気持ちも楽になってくる。自分に足かせをしやすい私には、こういう働き方は私に向いているのだと気づきました。

時代の変化って悪い方向に目が行きやすいけれど、良い方向に行ってることもたくさんあるんですよね。お仕事の仕方にさまざまな変化がある今の時代がありがたいなと思いました。

とはいえ…とにかく今の状況だと、頑張って頑張って平日乗り切って、待ちに待った週末は雑務ですぐに終わりを告げて、過ぎ去る時間ばかりが惜しく思えて、また月曜を迎える。そんな感じです。

それでもここまで追い詰められると、さすがにスイッチが切り替わったようです。

先に書いたように、平日のほうが先の展望が見えたり新たなアイデアが浮かんだりするので、それらをメモしておいてタイミングを待つ。

休日こそ、この瞬間瞬間を大切にする。前後はどうでもいい。その場でできることをする。今何かをした、できた。それらをOKとする。

めっちゃメリハリを求められますね、大変だ。でもなんだかちょっとワクワクしています♪