私をサポートしてくれたもの③~あかり、復活への道のり:その10

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花灯 明里(かとうあかり)です。ブログにお越しいただいてありがとうございます♪

以前、天使のオラクルカードで有名なドリーン・バーチューさんの〈エンジェルガイダンスボード〉を使ったセッションをおこなったことがあります。

お客様ご自身が、ボードのカテゴリーに合わせた簡単な質問を念頭に置きながらサイコロをふたつ転がし、その合計数のコマ目に進むと回答がわかり、ガイドブックでより詳しいメッセージが受け取れます。またドリーンさんのオラクルカードを併用すると、より詳しいメッセージが受け取れ、その正確さに使った私もビックリしたのを覚えています。

私はカード遣い様に憧れながら、自分では苦手意識が強いのです。タロットにしてもオラクルにしても、カードは絵柄から読み取るのが基本。それが私を苦しめます。なぜなのか、ずっとわからずにいましたが、セッションを数多くさせていただいているうちに原因がわかってきました。

私は『見る』ことに良くも悪くもかなり捕らわれるようなのです。

もちろん見るもの何でもではなくて、特に平面的なものやそこに静止しているものに、その影響が強いらしく。

カードなら、それを見たひと目の印象が強く残って、その先のその他の“何か”を見るのが難しいみたいですね。

私はセッションをおこなった際に、終了後はお客様とのやりとりを忘れます。ただし、最後まで記憶に残りやすいのが脳裏に図形や画像などが映ったときなのです。以前はブログにセッションの様子をご紹介していましたが、視えたものがあるときは、その記憶で引っぱり出せたのです。※今後は特別な場合をのぞき、セッションの内容を記事にすることはありません。ご了承くださいませ。

あれだけすっぱり忘れる、その中で覚えていられるのが見えた(視えた)ものということは、良くも悪くも視覚に引っ張られる特性があるのだなぁと気づきました。ちなみに目に入っていないものは本当に存在を忘れます。覚えていなければならないものは常に目に入る場所に置いてるんです、日常生活でも^^;(支払わなければいけない請求書とか、行ってみたいと思ったカフェが載った冊子の記事とか)

そういえば、昔から絵画鑑賞がとてもとても苦手でした。この平面からテーマを読み取るとか感じるとかまったくできなかったのです。彫刻はめっちゃ大好きなんですけどね。たとえば現代彫刻なら、ジーッとあちらからこちらから見回して、そしてタイトルを見たときに“抽象的な宇宙の響き”というあいまいなテーマであっても『あぁ、なるほど!』ときちんと感じとれるんです。でも絵画はテンでダメ。絵画と彫刻、何がどう違うんだろう…平面か立体かの違いなのに、ここまで読み取りに差があるなんて。

そんなわけで、エンジェルガイダンスボードのセラピーのときは私の場合、ボードもそれらをサポートするオラクルカードも、ガイドブックの該当箇所をまずそのまま音読させていただきました。するとそのメッセージのなかにさまざまなポイントを感じ、それが気づきにつながって感触として脳裏によぎるので、それらを追加のメッセージとして言葉にしてお伝えするようなかたちをとっていました。これがエンジェルガイダンスボートやオラクルカードの使い方として正しいのかと悩みますけど、それしかできないし、それでもきちんとお客様へのメッセージとして正しく現れているのは実感していたのでね。

先日、ありがたくもパピシルサロンのオーナーのパピシルさんからボードを譲っていただけることになりました。せっかく譲っていただいたのでしっかり活用していきたいなと考えていて、ボードをサポートするオラクルカードは何を選ぼうかと。私が持っているオラクルカードはすべてアプリ版で、アプリ版はボードでは使いにくいんですね。だからカード版をあらためて買おうとは思っていました。

悩んでいたとき、ちょうどまるの日さんのご本と出合って、その中でたぶんドリーンさんのことじゃないか?と推測される内容(まるの日さんはいっさい明言されてませんので、あくまで私の推測です)がありました。エネルギーについて、私がエネルギーを感じたり表現するときに数式と捉えるのがいちばんしっくりくるように、ドリーンさんはご自分にとっていちばん身近な存在である天使の世界を使って表現するのが適していたから、こういったオラクルカード等を作っていたのではないかと。天使という表現が、私にはわかりにくくてうまいことオラクルカードを使えない理由のひとつでもあったのですが、同じものを表現するのに手法が違っていただけなんだと気づいたとたんにガツンとブロックが外れました。

そして時を同じくして、カードを販売しているお店でセールが始まり、以前そのお店で本か何かを購入した際にサービスで引かせてもらったカードがあったことを思い出して、的確なメッセージがとても印象的だったんですね。それが〈女神のガイダンスカード〉であり、ちょうどセール対象品になっていて、まあずいぶんとお得なお値段になっていたのです。あー、もうこれだ!と直感的に購入ボタンをポチってしまいました(笑)。

それがやがて届き、その中にサービスで一枚カードが入っていました。あなたへのメッセージとして贈られたカードがドリーンさんの〈エンジェルタロットカード〉の中の一枚。

【火の10】[働きすぎ、人の手を借りましょう]
停滞したこころとからだを自力でどうにかしなきゃとジタバタしていたときに届いたのがコレでした…

その絵に目を奪われたのと同時に、そのメッセージの的確さにもノックアウトされたところ、次のセールで今度はエンジェルタロットカードがセールだわ、割引クーポン付きだわ、送料無料キャンペーンになってるわで、もうひとつ気になった〈ガーディアンエンジェルタロットカード〉も同時に買おうと即決して、あっという間の購入祭り♪に(^_^;)

ちなみにタロットカード類が届いたときのサービスカードは、ドリーンさんのではなく私がアプリですでに持っているカードのものだったので、ちゃんとストップがかかりましたよ(笑)。

カードを購入するとご挨拶と同時に、私はガイドブックの説明文を一度複写するんです。覚えるのは無理だとわかっているけれど、一度向き合っておくと自分の中の深い部分にしまいこまれて必要なときに活用できると思っているので。

その作業を進めていくうちに、今までと違う感覚をおぼえました。ドリーンさん=天使のイメージをある意味解放したからかその文章がスムーズに伝わってくるし、『あれ?これらの説明文って表面的に受け取るのは違うんじゃないかな。これこそスピリチュアル的な視点で受け取らないと本質が伝わってこないんじゃない?』と気づいたのです。

これは例えですが「あなたは常に安心に包まれています」とあったなら、これは嫌なことや心配ごとなど自分の不安に陥れることが常に起こらないのではなく「ネガティブに感じることが起こっても、それはあなたにとって最良最善なんだよ。だからあなたはどんなときでも安心していていいんだよ」と読み取るのではないかと。

こうなると、あらら結構厳しいな、お客様にお伝えするときにはこの視点を大切にしないと誤解を招くなと肝に銘じました。

そんなことがあった辺りに、しょうこさんのWSに参加させていただいて、OSHO禅タロットはカードに書いてあるままを読むとしょうこさんはおっしゃっていました。(OSHO禅タロットについて、しょうこさんがご自身のブログに詳しく載せていらっしゃいます⇒こちら)

しょうこさんはクラシックなタロット遣いさんでもあるから、もう自然といろんな読み方ができるというのはあるのでしょうけれども、でもそうやって素直に読む(読める)カードもあるのだなと。もちろん私の使い方とはまったく違うけれど、でもいろいろなパターンがあっていいのだなとちょっと勇気が出たといいますか。

カードは誰かや何かでなく、引くその人の深いところ(潜在意識など)が的確なカードを引かせるというのはしょうこさんのWSでもタロットモニターでも実感させていただきましたし、私もお客様の中の人(こころの深いところ[ハイアーセルフや魂、潜在意識など]を私はそう表現します)が、ただの代理人である私を通じてペンデュラム(振り子)を動かして必要なエッセンスを選ぶ、それを何よりも信じているからダウジングという選び方を選択できるわけで。

そう、お客様の力を誰よりも信じているのです。それを日々実感できるから、より信じる気持ちも強くなっていくし、それがまたお客様の代理人としての精度を上げていくことにもつながります。

だから、フラワーエッセンスであってもカードであってもお客様はご自分に必要なメッセージを携えたものを的確に引く。

ここを確信していれば、カードは絵柄から読み取るだけでなくても使える。そう思えるようになりました。

カードへの苦手意識からくるブロックを解放してみると、今までは自分に合ってると思っていたカードのメッセージが「結構わかりにくいやん(・_・;)」に変わったりしました。上っ面や思い込みで「私はこういうのが合っている」と思っていた節があります。ショックですけど、しょうがない。良い変化を、既存の思考に引っ張られてもいいことはないですから。

ここまできて、自分のセラピーのこれからの方向性がかなりしっかり見えてきました。

サロン名の“みことおん結(ゆう)”の《みこと》とは、御言につながります。

御言は、音声としての言葉もありますし、メッセージとして文章としての言葉でもあります。

どなたも自分の内に癒しの源は存在していて、常にそこがこころとからだのメンテナンスをしています。そこだけが癒せるといって過言ではありません。

悩んだり苦しんだり無気力になったりとしんどい状態のとき、または元気だけれどもっとパワフルになりたいと前向きな状態のとき、ご自身の内からメッセージを受け取ってヒントを得るだけで、あるべき状態に自然となっていけるのです。

セラピーをおこなうとき、私も私が用いるツールも、あくまでそんなお客様のサポーターであり、それらにちょいと後押しされればお客様自身が自然に癒され、無理せず心身のバランスが取れていくものなのです。そんなお姿を今までセッションを通じて間近で拝見してまいりました。

今後はそれを十分活かしながら
・お客様のヒントとなるメッセージをもっと多く受け取れるようなツールを用いながら(フラワーエッセンス、アンシェントメモリーオイル、エンジェルガイダンスボードやオラクルカード等)
・お客様にとって無理のない範囲でご自身に御言を発していただく(=私を鏡としてお話をしていただく)ことで自然とこころの整理整頓がついていき、心身ともにバランスが取れていく

そんなセラピーをおこなっていきたいと思うようになりました。

復活への道のりシリーズ、あとちょっとだけ続きます^^